2015/6/12
「日の君」全国ネット(準):再発防止研修の中止を求める要請文
東京都教育委員会 教育長 中井敬三 様
(1)2015年4月28日、東京都教育委員会は、石神井特別支援学校校長室において、同校教諭田中聡史さんに対して、4月7日に行われた同校入学式で、「君が代」斉唱時に不起立をしたとして、減給10分の1、1ヶ月の不当処分を発令した。
(2)東京都教育委員会は、田中さんに対して、今回の不当処分で9回目(3回目までは戒告処分、4回目から9回目までは減給10分の1・1ヶ月)となる「君が代」不起立処分を行っている。また、この間、2015年3月30日には、「君が代」斉唱時に不起立だったことを理由とする懲戒処分(減給10分の1・1月)の発令を行い、4月3日には「服務事故再発防止研修」を強行し、2015年5月13日(水曜日)には、東京都教職員研修センターで「服務事故再発防止研修」を強行した。
(3)私たちは、東京都教育委員会による田中聡史さんへの度重なる不当処分と「服務事故再発防止研修」強行に怒りを込めて抗議し、東京都教育委員会に対して、以下のことを要請する。本要請書に対する回答を、「全国ネットワーク」(準備会)連絡先宛に求めるものである。
◎ 東京都教育委員会への要請
1.東京都教育委員会は、田中聡史さんに対する、憲法違反の「服務事故再発防止研修」を即時中止せよ!
2.東京都教育委員会は、都立石神井特別支援学校教員・田中聡史さんへの不当処分を撤回せよ!
◎ 東京都教育委員会への要請の理由
@東京都教育委員会は、4月7日に行われた東京都立石神井特別支援学校入学式で、「君が代」斉唱時に不起立をしたとして、4月28日、同校教員田中聡史さんに対して、減給10分の1、1ヶ月の不当処分を発令した。合せて、5月13日(水曜日)9時から、東京都教職員研修センターで「再発防止研修」を行うとの不当な研修命令を発令した。「君が代」斉唱時の不起立を理由とする処分は、日本国憲法で保障された内心の自由・良心の自由・思想の自由・表現の自由・教育の自由を侵害するものである。
私たちは、東京都教育委員会による田中聡史さんへの不当処分に断固抗議し、即刻この不当処分を撤回するとともに、入学式被処分者である東京都立石神井特別支援学校教員、田中聡史さんを対象に予定されている6月12日の「服務事故再発防止研修」の中止を求めるものである。
A東京都教委は、入学式で「君が代」斉唱時に起立せず処分された田中聡史さんに「服務事故再発防止研修」の受講を命令し強行したが、東京都教育委員会が行う、被処分者に対する「服務事故再発防止研修」は、日本国憲法で保障された「思想・信条・良心の自由」違反であり、自由権の国際基準違反であり、「研修」に名を借りた「思想転向」を迫る拷問である。
このような「研修」は、「繰り返し同一内容の研修を受けさせ、自己の非を認めさせようとするなど、公務員個人の内心の自由に踏み込み、著しい精神的苦痛を与える程度に至るものであれば、そのような研修や研修命令は合理的に許容される範囲を超えるものとして違憲違法の問題を生じる可能性がある」とした東京地裁決定(2004.7)にも反するものである。
2014年度に卒業式・入学式ともに「君が代」不起立をし、減給1ヶ月処分を受けた田中聡史さん(当時、板橋特別支援学校教員)に対しては、半年で18回にも及ぶ「服務事故再発防止研修」を強行した。
その「研修」は、2014年4月から始まり10月17日まで(2012年の累積加重処分を原則違法とした最高裁判決までは年に1〜2回だったところ、2012年は8月まで、2013年は9月まで、2014年は一段と強化された)、研修センターでの研修が3回、研修センターや経営支援センター(ともに都教委の出先機関)の統括指導主事が学校に出向いての「訪問研修」が4回、さらに校長による研修が毎週1回程度と、長期にわたった。
その内容も、今までは「地方公務員法(服務規律)について」だけだったが、2012年度からは、「教育における国旗掲揚及び国歌斉唱の意義と教育者の責務について」が加わり、思想転向をさらに強要するものになっている。その度に、田中さんは、日本国憲法で保障された内心の自由・良心の自由・思想の自由・表現の自由・教育の自由を侵害され、「反省」を求められているということに他ならない。
この「研修」は、また、東京都教育委員会が、不起立を続ける田中聡史さんに対し、『反省』の機会を与えたのに『反省』がなく、職務命令違反を繰り返したと、すなわち、「不起立の態度」がよくないとの名目を作り、さらに重い処分をするための実績づくりであると言える。
私たちは、6月12日の田中聡史さんに対する、東京都教育委員会による憲法違反の「服務事故再発防止研修」の即時中止を強く求めるものである。
私たち、<許すな!「日の丸・君が代」強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊 全国ネットワーク(準備会)>は、全国各地の現職教員や退職教員、保護者、市民、労働者とともに、東京都教育委員会が不当処分を撤回するまで、全国各地で抗議の意思表示を表明していく。
日本国憲法で保障された内心の自由・良心の自由・思想の自由・表現の自由を侵害し、自分で考えずに指示に従う子どもや教職員にすることに繋がる「君が代」処分と、東京都教育委員会が被処分者に対して行う不当な「思想転向研修」中止を求め、徹底して抗議行動を行っていくことをここに表明するものである。
2015年6月11日
許すな!「日の丸・君が代」強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊
全国ネットワーク(準備会)★連絡先:「全国ネット」世話人・小野政美
許すな!「日の丸・君が代」強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊
全国ネットワーク(準備会)★連絡先:「全国ネット」世話人・小野政美
◎ 東京都教育委員会への要請書
(1)2015年4月28日、東京都教育委員会は、石神井特別支援学校校長室において、同校教諭田中聡史さんに対して、4月7日に行われた同校入学式で、「君が代」斉唱時に不起立をしたとして、減給10分の1、1ヶ月の不当処分を発令した。
(2)東京都教育委員会は、田中さんに対して、今回の不当処分で9回目(3回目までは戒告処分、4回目から9回目までは減給10分の1・1ヶ月)となる「君が代」不起立処分を行っている。また、この間、2015年3月30日には、「君が代」斉唱時に不起立だったことを理由とする懲戒処分(減給10分の1・1月)の発令を行い、4月3日には「服務事故再発防止研修」を強行し、2015年5月13日(水曜日)には、東京都教職員研修センターで「服務事故再発防止研修」を強行した。
(3)私たちは、東京都教育委員会による田中聡史さんへの度重なる不当処分と「服務事故再発防止研修」強行に怒りを込めて抗議し、東京都教育委員会に対して、以下のことを要請する。本要請書に対する回答を、「全国ネットワーク」(準備会)連絡先宛に求めるものである。
◎ 東京都教育委員会への要請
1.東京都教育委員会は、田中聡史さんに対する、憲法違反の「服務事故再発防止研修」を即時中止せよ!
2.東京都教育委員会は、都立石神井特別支援学校教員・田中聡史さんへの不当処分を撤回せよ!
◎ 東京都教育委員会への要請の理由
@東京都教育委員会は、4月7日に行われた東京都立石神井特別支援学校入学式で、「君が代」斉唱時に不起立をしたとして、4月28日、同校教員田中聡史さんに対して、減給10分の1、1ヶ月の不当処分を発令した。合せて、5月13日(水曜日)9時から、東京都教職員研修センターで「再発防止研修」を行うとの不当な研修命令を発令した。「君が代」斉唱時の不起立を理由とする処分は、日本国憲法で保障された内心の自由・良心の自由・思想の自由・表現の自由・教育の自由を侵害するものである。
私たちは、東京都教育委員会による田中聡史さんへの不当処分に断固抗議し、即刻この不当処分を撤回するとともに、入学式被処分者である東京都立石神井特別支援学校教員、田中聡史さんを対象に予定されている6月12日の「服務事故再発防止研修」の中止を求めるものである。
A東京都教委は、入学式で「君が代」斉唱時に起立せず処分された田中聡史さんに「服務事故再発防止研修」の受講を命令し強行したが、東京都教育委員会が行う、被処分者に対する「服務事故再発防止研修」は、日本国憲法で保障された「思想・信条・良心の自由」違反であり、自由権の国際基準違反であり、「研修」に名を借りた「思想転向」を迫る拷問である。
このような「研修」は、「繰り返し同一内容の研修を受けさせ、自己の非を認めさせようとするなど、公務員個人の内心の自由に踏み込み、著しい精神的苦痛を与える程度に至るものであれば、そのような研修や研修命令は合理的に許容される範囲を超えるものとして違憲違法の問題を生じる可能性がある」とした東京地裁決定(2004.7)にも反するものである。
2014年度に卒業式・入学式ともに「君が代」不起立をし、減給1ヶ月処分を受けた田中聡史さん(当時、板橋特別支援学校教員)に対しては、半年で18回にも及ぶ「服務事故再発防止研修」を強行した。
その「研修」は、2014年4月から始まり10月17日まで(2012年の累積加重処分を原則違法とした最高裁判決までは年に1〜2回だったところ、2012年は8月まで、2013年は9月まで、2014年は一段と強化された)、研修センターでの研修が3回、研修センターや経営支援センター(ともに都教委の出先機関)の統括指導主事が学校に出向いての「訪問研修」が4回、さらに校長による研修が毎週1回程度と、長期にわたった。
その内容も、今までは「地方公務員法(服務規律)について」だけだったが、2012年度からは、「教育における国旗掲揚及び国歌斉唱の意義と教育者の責務について」が加わり、思想転向をさらに強要するものになっている。その度に、田中さんは、日本国憲法で保障された内心の自由・良心の自由・思想の自由・表現の自由・教育の自由を侵害され、「反省」を求められているということに他ならない。
この「研修」は、また、東京都教育委員会が、不起立を続ける田中聡史さんに対し、『反省』の機会を与えたのに『反省』がなく、職務命令違反を繰り返したと、すなわち、「不起立の態度」がよくないとの名目を作り、さらに重い処分をするための実績づくりであると言える。
私たちは、6月12日の田中聡史さんに対する、東京都教育委員会による憲法違反の「服務事故再発防止研修」の即時中止を強く求めるものである。
私たち、<許すな!「日の丸・君が代」強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊 全国ネットワーク(準備会)>は、全国各地の現職教員や退職教員、保護者、市民、労働者とともに、東京都教育委員会が不当処分を撤回するまで、全国各地で抗議の意思表示を表明していく。
日本国憲法で保障された内心の自由・良心の自由・思想の自由・表現の自由を侵害し、自分で考えずに指示に従う子どもや教職員にすることに繋がる「君が代」処分と、東京都教育委員会が被処分者に対して行う不当な「思想転向研修」中止を求め、徹底して抗議行動を行っていくことをここに表明するものである。






