前回の続きです。
フロントが滑ってしまった原因は空気圧が低すぎた事が
原因だと分かったので、以前からAliexpで検討してしていた
空気圧モニターがAmazonでも売っていたので買ってみました。
値段はAliexpよりも少し高くなりますが、不良品など
あった場合は国内販売の方が安心ですね。
ご存知の方も多いと思いますがTPMSという物です。
本体側面セレクトボタンがありますが、グローブを
したままでは操作が出来ません。
センサー これをタイヤバルブにねじ込むだけで
装着完了。3Vのボタン電池内蔵です。

」
ダサダサでデカいブラケット
専用ブラケットは使用せずハンドルバー用ブラケットを
転用して装着
フロントホイールセンサー
リアホイールセンサー きのこ?
センサー本体はUSB充電式で圧の表示はbarとpsiの
2種類だけで、国際単位のKpでの表示はありません。
しかし1barは100kpと決められているので使用上の
問題はないです。
BMWの取説の空気圧の表示もbarで書かれており
2桁で小数点まで表現できるので、kgf/m²に慣れている
オジサンにはかえって分かりやすい気もします。
また内部温度も表示されるのも利点です。
で、気になる圧力表示の精度ですがYouTubeを探していると
エーモンの格安ゲージでも旭精機のゲージボタルに匹敵する
精度があると検証結果が出ていたので、
自分もエーモンのアナログゲージを購入し
比較の対象として検証してみる事にしました。
エーモンのタイヤゲージ
計測気圧は500kpまで。メモリが10kp単位で
切られているので判別がし易いうえ
測定気圧のホールド、エア抜きも可能で¥1000未満
まずはフロントに手持ちのインフレーターで200kpを
充填してみます。
フロントの空気圧 エーモンとTMPSの比較 ほぼぴったり一致
リアを240kpに充填 こちらも一致しています。
検証していくと、手持ちのインフレーターはわずかに
高めに圧が表示されるようで、エーモンのゲージと
TMPSは同じ値を示すことが確認されました。
色々やっているうちに陽が当たっているフロントタイヤの
気温が上昇し、さらに内圧も上昇してTMPSの表示が
変わったのでエーモンで再び検証。
わずか0.1barの変化ですがこれも問題なく一致しました。
近くをテスト走行した後はフロント、リア共に内圧も
内部温度も上昇しました。
乗り始めに起動させると前回計測された値が表示
され、更新されるまで少し時間が掛かるようです。
空気その物の膨張も温度上昇も基本的にゆっくりなので
内圧が常時監視されているのかインターバルをとって
監視されているのかは分かり難いです。
ただ、内圧が低下した場合や上昇し過ぎた場合の
アラームのしきい値が任意で設定できるので、
ほぼ常時監視しているのではないかと考えられます。
TMPSはAmzonで¥5200程度から販売されており、内圧表示
も正確で実用上全く問題ないように思いました。
一目でタイヤの内圧がわかるのは安全上大きなメリット
があると思います。

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