先日オーナーさんが決まり、新しい家族との生活を始めた我が犬舎の秘蔵っ子のグレートデン。(生後9ヶ月)オーナーさんは非常に気に入ってくれて、私もその熱意に負けた感じです。
ただ、オーナーさんは犬を飼うのは初めて。結構うちのデンはそういうご家庭が多いですが、私はケアに力を入れていますのでどこのご家庭も円満にいっているのがうれしい限りです。
今回の犬は、完全にマナーを入れてあるいわゆる「出来上がった犬」なのですが、オーナーパパさんからは毎日のように相談のお電話があって、犬は心配なさそうですがパパさんのメンタルが心配になって今日は横浜まで家庭訪問です。
結果は、一言で言えば私の取り越し苦労で良かった。1番惚れ込んでいるパパさんはもっと幸せにしたいとかもっと何か、もっと何か・・・と自分にプレッシャーをかけていたようで、私はもっと気楽に生活できるようにちょっとした工夫を伝えてきました。他のご家族は案外心配事はないようです。そして最近になってパパさんも肩の力が抜けてきたよう。一応私の提案にしたがって、なんと家をリフォームするちからの入れよう。家の設計者の方も呼んで、3者で相談。リフォームの構想が決定(すごい!)
でも犬はこんなに思ってくれるご家庭で幸せです。
私は犬や馬の1番の理解者(代弁者)でありたいと思うし、いいオーナーさんに巡り合って欲しいと思っていますが、そのオーナーさんのことも同じくらい大切に思っていて、いくら馬や犬が好き放題天下になっていても、飼い主がストレスたまり疲労困憊してしまうのでは結果的に悪循環。どちらも幸せ(という言葉は軽々しく使いたくないのですが)に楽に生活して欲しい。楽しむために飼ったことがストレスの種になってしまうことが1番怖いと思うのです。
なので私はいつでもどんな時でも不安や悩みやグチでも親バカぶりでも(笑)教えて欲しいしまた打ち明けやすいように受付窓口をいつも開けておきたいと思ってます。
帰り道、きれいな夕日に向かって走る私は何となくすがすがしかった。

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