今日は、日中放牧したカウボーイ(The Allaround Cowboy)がビッコ。
この馬は若い時から前膝の慢性関節痛の癖を持っており、今は年間で数回(5〜6回かな)破行します。肩の角度・蹄の角度・馬の性格や運動の仕方等が原因なのかなと個人的に思います。
カウボーイは86年生まれの20歳。彼がまだ5〜6歳のころも世話をしたことがあって縁を感じます。その頃から足は良くなかった。
でも素晴らしいレイニングホースで、トップセイルらしく距離のあるストップと高速スピンが魅力でした。
10年位前に再度面倒をみる事になり、その年の競技会ではトモさんと77.5という驚愕なスコアで優勝。甘く付けてはいたものの、ダントツだったし知る人ぞ知る。名馬なのです。
オーナーさんも相当の思い入れがあり、足を気遣いもう5年位前から人は乗せていませんが、余生をのんびり面倒見るとおっしゃっています。
いわゆる「こずみ」の出る馬は、馬房に入れっぱなしだと、余計に足が悪くなったり筋肉が落ちてしまい悪化する気がします。
カウボーイは雨以外は1日おきに仲の良い馬と日中放牧しています。朝、多少ビッコでも日差しを浴び、軽く動いて暖めると帰りはスムーズになっていることがほとんどです。
今日は寒かったし、はしゃぎすぎたのが原因だったのでしょう。
これからも機会があったら在厩している馬の紹介をしていきます。

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