昨日から私もフレニーに乗り始めました。
まだ鞍を乗せてから腹帯を締め始めるまでの間はチャカチャカしますが、背が痛い訳でもないしソッパ癖防止で曳き手は繋がず、引っ掛けてあるだけなので回数重ねて「馴致」させるしかないでしょうね。
あとはまたがる時もちょっとソワソワして落ち着きませんが、この子は強要すると余計焦ってしまいそうなので、ここも我慢。
そんなフレニーさんですが、数日前から左前の蹄冠に出血斑が出ています。
ぶつけてもこのような出血斑(あざ)が出来ます(外乗で坐石《石を踏む》すると蹄底に出来ますね)
こんなところぶつけるかな〜と、TOMOさんに聞いたらこれは蹄の角度の変化によるものだそうです。
フレニーが来た当初は非常に蹄が伸びて開いて角度がかなり寝ていました。

これは来たばかりの蹄。
フレニーはアメリカにいた時は、数年間広大な放牧場で自然飼育。そこは湿地帯が多かったことからこういう蹄になったのでしょうね(しかも白蹄だし)
まだ寝ていますが、この4ヶ月間、急に変えて負担が来ない程度に蹄を立てて前を落としてきました。
それでも角度が変わり前方に多少の負担がかかり、うっ血したようです。
蹄はデリケート・・・というよりやっぱり重要ですよね。「蹄なくして馬はなし」蹄は馬の全てにおける土台だもの。
フレニーは蹄が起きてきたことで(動く際の蹄の)返しが良くなっています。蹄は良くも悪くもゆっくりと変化が出ることが多いです。
そして今日は雨が降りそうなので朝からティカルの運動です。
脚だけでちょっと早めのロープ(駆歩)を出そうとすると、今日は力が上方に来ました(ピョンと上に跳ねた)前を押さえていないのに頭を下げて上に逃げる。これがまさに「内にこもっちゃう現象」推進や前進気勢を教え込む前にハミ受けや屈頭など教えたりすると前に出ずにこうなっちゃいがちです。
私は軽くハミを当て、頭を下げさせないようにして脚や舌鼓や余り手綱で前に推進。そして直線走って直角に曲げて(外手綱と外脚を意識させて)とスクエアにしばらく走らせたら前に行くようになりました。
ついでに手綱のタッチにも鈍感だったので、時折スピンで外の手綱を意識するように右に左に間髪入れずタッチ&脚で1つの行動から次の行動に出る隙に一息つかせぬように5分くらいかな?集中させました。
最後にリラックスした伸びたロープで終了。
外タッチを意識させるまでは首にしか汗をかいていなかったけど、間髪入れずの外タッチで一気に集中。終わってみたら結構息が切れていて、汗もかきました。
馬は身体的より精神的なプレッシャーで疲れますね。

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