ちょっと楽して私のfbからの引き抜き…
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(PTAバレーボール大会でのはなし)
練習ではよく拾えて繋げてよく打ちこめて、みんな笑顔で見合ってた。なのに本番では目線はスコアボード、拾っても繋がらず苦笑い。いつもの力が全然でなかった。そんな私も自覚はないけどこわばっていたのかな?(いや、でも緊張はしてなかったぞ)
雰囲気に飲まれいつも気にしないスコアを気にしながら、だんだん緊張してきて身体がこわばりミスをする負のスパイラル。
普段から本番のような緊張感や危機感を持って自分に負荷をかけてもミスしないように練習する。そして本番は自分だけに集中していつも通りに動くだけ。
馬でも一緒だよね〜。ホームでの調整は本番の2割増しの負荷。馬に対しても自分に対しても。
いつでも両手使える。って思って乗るのと片手しか使えないって思って乗るのでは違うから。
そして会場に入ったら自分と自分の馬だけに集中して、いつも通りに乗るだけ。周りの人馬を見始めちゃうと心がどっかに飛んじゃって、馬をコントロールできなくなる。
「本番」っていうものをどこに設定するかにもよるけど、八ヶ岳の会場で乗ることを今からイメージして、「これができれば大丈夫!」って、おまじない(いつも乗り始めにやってること)を今から身に着けておきましょう
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レイニングのマヌーバは、サークル(輪線運動)スピン(後肢軸旋回)リードチェンジ(左右重心の入れ替え)ランダウン(直線運動)からのストップ(前後重心の入れ替え)ロールバック(後肢に重心を乗せてからの弾発)バックアップ(後肢に重心乗せての直進運動)
たとえば、サークルは輪の上を走るだけなんだけど、だからっていつも輪の上を走るための前肢の出し方、肩の動き方だけでは足りないと思う。という話が上で話してる「2割増しの負荷」ってこと。
陸上選手の短距離ランナー。練習風景ってなんとなくしか見たことないけど、まず準備運動でほぐした後スタートダッシュ前に普段以上に足上げしてからダッシュして走り抜く。
足上げも前だけに振り上げるのではなくて真横に開いたりもして、要は足の(股関節の)可動域を増やすというのか、いろんな方向に動かしてからの方が怪我もないし柔軟に走れるからなんだと思う。
馬だってアスリートなんだから、同じように考えるのは普通だと思ってる。
サークルだけで言うならば(たとえば)左リードのサークルを柔軟にしたいのであれば、“左リードの体勢を保ったまま”馬の肢を(普通だったら左斜め前に出すのを)前に出したり右方向へ出させたり(いわゆるカウンターキャンター)して、普通以上の動きを入れることで普通の斜め前に出すのがよりラクに、柔軟に出せるようになる…と考えます。
更には(以前もここで書いたけど)左右だけじゃなくて前後(=早く走らせてより前に肢を出させる)とか上げさせる(馬を押した状態で前を抑えて肢を高く上げさせる)運動を取り入れる…ことを私は「3D運動」って呼んでるけど(笑)
そうやって、馬をいつでもどこでもどんな体勢でも重心を移動できるように前後左右上下(下はあるのかな…)振ってやってフットワークを軽くしてやることをすればより滑らかな演技をすることが出来て、故障しない身体にもつながるんじゃないかなって…ちょっと話がずれたかも(笑)
これは馬の調整についてになっちゃったです(~_~;)

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