たびたび受ける「AED講習会」
これって、受ける度に少しづつ変更箇所があります。より多くの人が簡潔に適切に行えるように見直しされ続けているんだと思います。なので、機会があったら参加してます。
先日は小学校のプール開きに合わせて救急隊員による講習会があったので参加しました。
受講者が少なかったので隊員にいろいろ聞けて、富士宮市消防本部の出している応急手当テキストも頂いて、すごく頭の中が整理されました。何を重要視すべきか、書き留めておこうと思いました。(私なりに重要と思ったところだけ)
1.倒れた人を発見
2.周囲の安全確認(危ない場所なら慎重に移動するなど)
3.反応があるかどうか(あるなら応急手当)
4.反応がないなら一次救命処置(※)
※一次救命処置の手順
1.反応の有無(反応なし)
2.大きな声で応援を呼び、2名を指名し119番通報とAEDを持ってくるよう1名ずつに依頼
3.10秒以内で呼吸確認(呼吸あったら気道確保し救急隊を待つ。途切れ途切れの呼吸は心停止として扱う)
4.(呼吸がなかったら)すぐに胸骨圧迫開始。絶え間なく、中断は最小限に。人工呼吸はためらうようならやらなくていい。とにかく胸骨圧迫をする!
5.AED到着(AEDを準備する間も胸骨圧迫は中断しない!)
6.AED装着したらAEDのガイドに従う(救急隊に引き継ぐまでやめないこと)
*大切な(変更した)所
@とにかく胸骨圧迫。
@AED使う時、金属のアクセサリーがあっても外してる時間がもったいないから其のままで構わない。
@人工呼吸は出来るようならやる、程度で構わない
@水たまりの上じゃなければ多少地面が濡れてても(タオルを敷くなどして)AEDは使える。ただ、パッドを張る個所は水分を取り、またパッドがヨレないようにきちんと貼る。
@実際の現場は人が集まり、ガヤガヤうるさくなるので、AEDの音声をよく聞き取ること。また、電気ショックのスイッチを押す時は必ず、だれも触れていないか(地面の水たまりもチェック)確認しながら押す。(正常な人が感電するとその人が心停止してしまう可能性もある)
現場で経験されている隊員からの助言は、ためになりました。
今までマニュアルどうりにやらないと(例えばセリフとか)ってことに意識が行ってたけど、今回の講習で目的がしっかり持てました。
といっても、実際にこの事態になったらパニックになっちゃいそうだけどね。ま、パニックになっても自然とできるくらいにシュミレーションですね。

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