2011/11/19  10:47

神奈川県の放射能濃度計算ミス  原発

福島第一原発事故に関連して、神奈川県は、「3〜4月に雨水やほこりなどの降下物に含まれる放射性物質濃度を調査したが、その中に14カ所の間違いがあった。」と11月18日に発表しました。

関東地方で放射性物質濃度が急上昇したのが3月20日〜23日にかけてでしたが、ちょうどその4日間のデータに計算ミスがあったとのこと。
最大で28倍過小にデータを公表していたことになります。(例えば、3月21〜22日の放射性ヨウ素濃度では、【誤り】340ベクレル/u 【正】9500ベクレル/u)
その計算ミスに基づくデータは、当時文部科学省のホームページで公開されていました。(今でも当時のデータを見ることができます。)


産経ニュース 放射性物質濃度で計算ミス 神奈川県、半年公表せず
神奈川県HP 降下物の放射能濃度測定結果の訂正について

その前後の日は計算ミスがなかったのに、ちょうどその間だけ都合よく計算ミスなどというのはにわかには信じがたいのですが…。
本当に計算ミスであったとしても、人命に関わることを何といい加減に扱っているのでしょうか。
その姿勢が如実に表れているのが、そのデータの間違いを5月には把握して(文部科学省にも報告)いたにもかかわらず、その間違いを半年間まったく公表しようとしなかったことです。


県は、間違いをそのままないものにしてしまおうと思っていたのでしょうか。
それどころか、「放射能の人体への健康影響については、空間放射線量率から推定していますが、これまで公表してきた空間放射線量率に訂正はありません。」と、データに間違いはあったが、健康には影響がなかったと言わんばかりです。
空間放射線量率からだけで健康への影響を推定できるなら、そもそも降下物に含まれる放射性物質濃度を測定する必要もないはずです。
県の検査データを元に安心してしまって、放射性物質に汚染された野菜などを食べてしまった人も間違いなくいるはずです。
それなのに、健康に影響がないと言える根拠があるのでしょうか?
5月に間違いの報告を受けたとされる文部科学省でも、間違いを訂正することもなく、今(11月18日現在)もその時の神奈川県の放射性物質濃度は、誤りのデータのまま公表されています


大震災以後、こういうことは日常茶飯事だったので特に驚きませんが、皆一体何を優先しようとしているのか分かりませんが、人命に関わることより優先するものがあるとはとても思えません。


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タグ: 原発 原子力



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