2011/12/11  7:19

福島県内の放射線測定機器の設置 契約解除(続報)  原発

11月27日に、「福島県内の放射線測定機器の設置 業者との契約解除(その裏側)」というの日記を書きました。
〜福島県内の小学校や公園など600カ所で放射線量を常時監視するために設置された測定機器の性能が、文部科学省の定めた基準に達していないことから、文部科学省は機器を納入した業者(アルファ通信)との契約を同日解除。機器を回収し、入札をやり直すことにした。これに対してアルファ通信は、”文部科学省が国際標準の線量計よりも数値が低く出るように仕様変更を強硬に求めてきたことが原因である”と反論している〜というものです。


これについてはひとつの情報として前回お伝えしましたが、今回はアルファ通信の豊田社長の生の声で反論が掲載されています。
その記事がこちらです。

放射線測定器「文科省は数値改ざんを要求してきた」 〜日刊ゲンダイ〜

文部科学省は、アルファ通信が使用しようとしていた世界仕様の放射線測定器について、2割も低い数値が出るように、内蔵の計算ソフトの補正を求めてきたというものです。
国は、とにかく数値を低く”見せる”ことに全力を挙げているようですが、こんな見えないところで、しかも全ての対策のよりどころとなる数値そのものに「改ざん」を行っていたことが明らかになりました。


国は、今の数値をあくまで”日本仕様”だと言って「正しい」と主張するようですが、どんなに仕様に手を加えようと、得られるのは世界では通用しない数値です。
文部科学省は「第三者機関の放射線計測協会で検査した」としていますが、日本の「第三者機関」というものは、その機関がよほど国民に注目されているものでなければ、行政側に都合の良い人選がなされて、行政側の主張を補強するための機関になっている場合がほとんどなのは周知の事実です。
「(ソフトに)数値の補正を求めたかどうかはともかく、…」、”ともかく”で言葉を濁して済む問題ではありません。
これは今回の福島の事故からではなく、以前からずっと行われてきたことなのかもしれません。


すべては2割増しで考えなければいけないということです。
「年間1ミリシーベルト以下に収まっています」と言われたら、それは実際には「1.2ミリシーベルト以下に収まっています」ということです。
年間20ミリシーベルトは、24ミリシーベルト。
年間100ミリシーベルトは、120ミリシーベルト。
毎時3.8マイクロシーベルトは、毎時4.5ミリシーベルト…。


「改ざん」を「改ざんでない」ことにしてしまう巧妙な国のやり方、本当に恐ろしいです。
自己保身のためなら日本中の国民の命も見殺しにするようなやり方は、これまでも同様だったので驚くには当たりませんが、ここまでやるのかという感じです。
本当に許されることではありません。
この事実が多くの国民に知られることなく過ぎ去っていくのが悔しくてなりません。


★当サイトの日記について、その内容はすべて転載自由です。

にほんブログ村 政治ブログ 平和へ
にほんブログ村
0
タグ: 原発 原子力



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ