今朝の気温も昨日にほぼ同じ、やや寒いかなぁ〜最低気温は11度を示す。少し身体が、イヤ気分的にか〜この深まる秋の気温変化に小慣れて来たのか。それでもモウ毛布を2枚重ねてる。その上にモ1つコタツ布団みたいなのをば!暖房は未だ。
世界的にも原油価格が高騰してる様で、それはアメリカの世界の盟主としての衰退を意味してるし、でも又欧州EC経済もCOVID-19パンデミックからの脱却を模索しつつある兆しでもあるが、イヤ中東のイスラム産油国がその他の地球を顧みずにコーランの我が道のみを中心に据えた原油産出統制策を講じた結果でもある。
彼の地の国は石ころ岩山や砂漠の他は何にも無い程の荒地で、未だに前世紀かそれ以前の世界観の中で共同体社会が一握りの宗主スルタンを中心とした宗教国家体制なので、世界はそこで分断されている。
但し地球にはその他の地域もあるのを流石に彼らも知っており、そこが境目となってもいる。古代ユダヤ教が今も息づいているあのエルサレムを真ん中にした地域に激しく火花を散らすイスラム原理主義とイスラエルの国家感が戦争状態に在り、そしてイスラムとキリスト教とが今も対抗し合い、世界の憎悪を二分しているかに巧妙に世界経済に影響を落としている。
これから冬に向かうわが地球には、それら根強い対立や憎悪の影が、こんな些細な小っぽけな極東アジアのニッポン列島の南端へも何らかの陰影を落としてしまうのだ、きっと。厳密な根拠など測り知れないけどね。単なる憶測、そう思うが、どおだろうか。

さて再掲の左の写真の内の又左側、『「知覧」の誕生』柏書房'15年刊、福間良明てん・山口誠編、なる400頁を超える書物は、単なる案内書などではなくレッキとした論文集であった。チト安易に図書館から借りて来たのだが、少しガッカリ大きく感心しながら読み始めた次第。
未だ序の口なので断言は差し控える。けど、ならばコンナバラエティめいたエンタメ風の装丁は止めて欲しかった。中身を見れば写真や図録も少ないので少しは判るけれども、ヤハリ売らんかなとすればコウもするしかなかったか〜、
ならば、矢っ張りタイトルは、〜記号としての「知覧」とでもしたが良かった。編集者がキット商売を第一にせねばならんので仕方無いけど。つまり、学術論文などそうそう簡単には売れっこ無いのだからして、でもこうした試みは今時の社会学の一分野として成り立ってるのだろうと受け取かない。
かつて若い頃に社会学を志した手前、この若い (老いたる自分から見て〜)学者?先生たちが思考を受け止めれば、感心はすれケチ付けなぞデケンのは承前、コンナ本の装丁などを批判、評してヤッカミ半分で読んでくれるなと叱られるかも知れないけども。
昨日の『「同期の桜」は唄わせない』清武英利著、WAC'13年刊、とは又違う視点で<特攻>と言う歴史的事実を論じてもいる訳で、コレはこれで読み甲斐がある。
因みに、この『「同期の桜」は唄わせない』の著者は、ブロ野球の泣く子も黙るヨナ王者めく読売巨人軍の専務取締役球団代表でもあった。古くからの読売新聞社会部記者で編集委員を経て何故か巨人愛の果てにか球団代表とまでなったものの、あの鬼のナベツネとも揶揄された社主とコレ又何故か〜遂には清武の乱と騒がれた球団代表解任劇の中心人物、ナント!私ヨカ1つ下ながら堂々たる新聞社の本流を泳ぎ切って昇り詰めた英傑、しかもお隣は宮崎市の出自。
都城と宮崎の間に、そう言ヤ清武って地域も存在するなぁ〜あそこには宮崎大学も位置し、江戸末期から明治初頭にかけて最大の儒学者、安井息軒先生の生まれた地。かつては肥沃藩の領地、そのかみは北郷、当地とは縁は無いが地続きではある、って関係ないかぁ〜今度、行ってみるか〜^_^
横道に逸れたが、そのお騒がせ乍らも秀逸な記者魂が記した知覧特攻基地、イヤその分隊の幻のと迄に戦後は忘れられた存在の万世特攻基地の本。
ここは九州福岡の太刀洗陸軍航空基地の戦争末期になって、つまり戦局悪化の中での苦肉の策として、陸軍中枢が考え出した一億総動員〜国家存亡の危機に際して、対米英連合軍への本土防衛網の一環で、南九州の陸軍航空隊の防衛の砦として開隊した飛行学校、飛行隊が知覧なのだ。
そしてその知覧飛行基地からそんなに遠くない南支那海に望む地の、現在南さつま市、かつては加世田市でその昔は万世町と言った長大な吹上浜( 日本三大砂丘の1つ )の万之瀬川マノセガワ河口に位置した、そこに飛行学校開設の誘致〜今で言う空港開設嘆願、その話題を探り当てたのがヤハリ記者らしい。
〜以下、また続く〜

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