どうやら何とか又この風信子に成りおおせるかな、アップルiPhoneがかきの熟した柿の実の果汁にまみれマミレてご臨終、再生不可能と相成ってしまい、パソコンで言えばMacからOSをソニーや富士通等へ乗り換えた様な風な。
当然にも仕様やら使い方も異なるので慣れるのにヒト苦労どころか四苦八苦しながら、それでも習うより慣れろ!ッツウ事。自分でバンバンせにゃイケンわい。
1週間近く〜やっと、こんな風に辿り着いた訳で。
あぁ〜古巣に戻って来た感じ、またもう少し〜駄文の書き散らしをさせて頂きたく〜〜ロッテ歌の番組じゃあござんせんが、どもども〜ブリブリです〜(*´∀`)♪
此処をご覧になったかどうか?聞きそびれたけども、このGalaxyスマホに買い換えて最初に遠方から電話を貰ったのが、宮城在のT君。
その彼が、タイトルの『島津家家臣団家系図集』南方新社刊の上下2刊本。
ご存知の如く、江戸時代までのカコッマは〜すなわち名だたる大名の島津家の所領。大隅国に薩摩国と日向くにの三州とを合わせ治めていた島津家の殿様を頂点に各階層に連なる家臣団から成る全国一のサムライ王国を成してもいたのだった。つまり石を投げれば丁髷チョンマゲに当たる〜式の風に武士なる階級が他国に比べても多かった。
つまりは、鎌倉幕府以前の大和朝廷からの、或いはその以前からかも知れないけども〜士農工商といった身分制度が封建武家社会に移行する前からだろう、国家社会の成立〜成熟にも伴い「士族」なるサムライ社会が確立した訳じゃない独特な封建社会を形成した様だった。
詳しくは学者先生方に譲って、兎も角ホント数多くのサムライ達の氏姓名が有るコトよ〜と今更ながら驚いたし成る程成るへソォ〜と感心もした次第。
明治維新の立役者、大久保利通や西郷隆盛が苦労の末に這い上がったのは、一つには島津の家臣団の内部に巣食った、階級間の差別と言うかイジメを伴う軋轢や格差是正と先ずは闘わねばならなかったのが良く知れた。まあ、それはココでは本題とはちがうので触れないけれど、それにしても何とマァその「士族」ツウ身分の多く複雑な事よなぁ〜
本音と建て前が横行するのも無理はないッテ憐れんでも仕方無いけど、ある意味では王朝宮廷でのかんりょう官僚制みたいな見事な縦割りビラミッドが身分的に形成されてたし、それは寺社や他でも確かに階層文化はあったのだが。
1つ、大事な点に触れておくとすれば、ヤハリ島津の所領内部には最下層に郷士と言う士族を養い、かつ形成した事、半分は田畑を耕しながら自らの食い扶持をも勝ち得てたが、それが大名島津家を頂点に置いたサムライ制度だった事だろう。今もなお各地に残る麓フモト〜集落の中心部はその名残りであり、どんなに不便な山間部にあっても島津家の支所めいた権力を行使し得たのが、カゴッマ島津家の武家社会だった。
無論、他の身分の人々も又同じ様にたくさん生活もしてたろうけれども、マァその社会はサムライに有らずば人に非ずって時代だし〜百姓の中にも又細かい身分や生活での差異は歴然と、或いは暗に存在した様だったのも前にも少し触れたのだったが。
鎌倉幕府以前の貴族社会の名残りは又、江戸幕府社会の中でも列島南端の鹿児島藩にも歴然としてあり、その上に他の大名や藩とは違った仕組が出来上がったのも、カゴッマの特徴でもあろう。
それはしかし廃藩置県と廃刀令とか租税改革などで崩れてしまい、そして近代社会の成立に伴って物品どころか人の移動さえもが自由に交流して行き、おまけに打ち続いた大陸朝鮮中国ロシアとの戦争で益々のヒト物カネの流動は閉ざされた共同体社会の内外からの崩壊の始まりへと向かってた訳で、トドメは太平洋戦争と言う対米戦争の敗北の結果、徹底した封建社会の崩壊だった。
即ち、天皇を頂点とした明治憲法以来の家父長制度のなし成し崩し的な瓦解の末に、人々は近代市民的な個人が独立して、新しい市民社会を形成する事と様変わりしてしまった。
結果、家名を次いだ家父長が中心の社会でもなくなり、昔から在った村落共同体そのものも衰運の一途へとなったのだ。
一族崩壊、あわただしい霧散を繰り返す内に集合の核としての古名、いわゆる血統も途絶えて家系図も途切れ勝ちになってしまったのかも知れない。
それはそうとして、薩摩大隅日向の三州に存在したとする島津家家臣団、ご家来衆の中に己のご先祖のルーツを求め得るのも又おもしろいだろう。
友人のT君もご多聞に漏れず〜その士族の出とか、花岡ハナオカ小の出身とかでお隣の垂水タルミズとは地続きの地、垂水島津家と花岡島津家と名だたる名家のご家来衆の中に確かに存在したのが記載されていた。
おもしろい事に、母方の姓と父方とのそれが異なるのも又一興。それでも古くから大隅半島に覇権を争った中世からの豪族の家名、島津の家来衆の中のその又後世に残る様な栄えある名字、私なんざ頭を垂れるのみかも〜(*´∀`)♪
取り敢えず、またもや長々と下らんヨナ事を書きなぐってしもうた。
以後またよろしうお頼み申し上げまする。

0