▼瀬戸内寂聴さん死去 作家・僧侶、99歳 文化勲章受章者(京都新聞)
〜「夏の終(おわ)り」「美は乱調にあり」など、情熱的な愛と生を綴った小説や、法話などの活動で知られる作家で僧侶の瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう、本名晴美=はるみ)氏が9日に京都市内の病院で亡くなったことが、11日分かった。99歳。
「かの子撩乱」や「美は乱調にあり」など優れた評伝小説を相次いで発表し、63年、2人の男の間で揺れる女の性と心理を綴った「夏の終り」で女流文学賞を受賞〜〜古典を題材にした作品から現代文学まで幅広く発表し、著作は400冊を超える。主な著作に一遍を描いた「花に問え」(谷崎潤一郎賞)、西行の人間性に迫った「白道」(芸術選奨文部大臣賞)など。98年には「源氏物語」現代語訳(全10巻)を完成させた。
執筆活動と並行して、信仰に生きた。51歳で出家し、嵯峨野に寂庵を結ぶ。後に岩手県二戸市の天台寺住職も〜〜
慣れないスマホ操作で、iPhoneの様に簡単には画面の切換やコピペなどがデケン。ので上の京都新聞の記事も短くカットしながら引用しようとしたのだが〜マ、エエか。
この尼僧〜寂聴さん、若い頃にはそれこそ無政府主義者めいたアナーキーな無鉄砲で無節操で無茶振りを働いて、あの明治時代の惨殺された大杉栄と伊藤野枝、それに神近市子との三角関係といったスキャンダルめいた恋愛を又地で行った訳だが、それでも文学でいき生き永らえた。確かに私の若い頃には周りの一部の女性らも又ウータンリブなる活動意識に目覚めて、活発に発言も表明もしたが何時の間にか彼女らも恋愛の果てに結婚してしまったようだ。
無論、独身を今も貫いてる女性も居るのは当然、それは独身のまんま老境を迎えた男性が存在するのと似たようなもの。多くはヤハリ婚姻して対なる関係を結んでるし、それは私でも同じ。
元、瀬戸内晴美なる女流作家が稀代の破戒僧の今東光と出会い、出家して←どっちが先か?調べてナイが、その後の寂聴としての人生とが又ユニークだったのも若い頃から培った精神風土に則った生き方ではあったろう。99歳という後一年で白寿に達する人生、ヤハリ見上げる様な天晴れな生き方でもある。
百歳を越えて生きた有名人には、あの金さん銀さんの様な方々も居られるし又、聖マリアンナの先生など居られたが、皆さん一人で生活出来たわけでなくヤッパ若い人に混じり交わり語り合い生き永らえたのかも。孤高のままで独りを全うしたツウのとは又違うのも事実。
さてさて後追いの私らはどうなんだろうか?ふと、そんなヨコシマナ考えもツイ起きたが、でもその前に報道された古株の著名人、彼女は何てったっけ?〜チト変わった名字、まだ90にもなっても、なかったのになぁ〜ふくよかな体型みたいだったのでヤハリ病気だったかな。
病で死ぬのと老衰でのそれは又違うかも。
先だって偶々、友人が思い立って初めて瀬戸内晴美の本を読み出したって電話で話してたのを思い出した。その時に女流の孤独死で聞いた宇野千代ってモダンガールの元祖めいた都会生活者を思い浮かべてみた。でもヒトの一生などゴマンとあるのだからして、何の為にも成らんかも知れないが、話のネタとして彼女の私生活にチト興味も沸いたけど、マァ最期は慎ましやかな生活には違いないし、若さ溢れるピチピチよ青壮年期とを持上げてもなぁ〜(笑)
で、昨日に図書館に行く前に本屋で立読みした、NHKの、確か〜ボーボアールの老いについての雑誌、アレなんざ参考にもなるかな?次に買ってみよう。

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