「Journey Open Arms 翼を広げて」
ロック

ジャーニーといえば「Open Arms」
この曲は1981年にリリースされ彼らにとって初の全米bPを獲得したアルバム「エスケイプ(Escape)」のラストを飾るバラードの名曲です。
最近では映画「海猿」の主題歌にもなっております。

ジャーニーは80年代を代表するアメリカン・ロックバンドというイメージがあります。
デビュー当時はインストルメンタル中心のバンドであったようですが、1977年にヴォーカルのスティーヴ・ペリーの加入、1980年代に入ってニール・ショーン(ギター)、スティーヴ・ペリー(ヴォーカル)、ロス・ヴァロリー(ベース)、スティーヴ・スミス(ドラム)、ジョナサン・ケイン(キーボード)の5人体制となり、ついに大ブレイクします。
当時はそのメロディアスで洗練された売れ線のサウンドは産業ロックと揶揄されましたが、今はメロディアスで洗練されたバラード系を特色とするロックバンドの総称のように言われているようです。

アルバム「エスケイプ」で一躍トップに躍り出たジャーニーは続く1983年の「フロンティアーズ」でも「セパレイト・ウェイズ」など余裕の音作りでヒットを飛ばします。
しかし、頂点を極めたものの性かその後活動を休止、バンドのメンバーそれぞれが本当に自分のやりたいことを求めだしたようです。
ギターのニール・ショーンがサミーとのコラボをやるのはこの休止していた1983年だったのです。

私的にジャーニーはこの2枚のアルバムであり、ブレイクしていた期間としては非常に短かった印象があります。
それでも、この「Open Arms」をはじめとするスティーヴ・ペリーのヴォーカルは非常に好きで、当時サミー・ヘイガーとともに肩入れしようかと思った時期もありました。しかし、肩入れするまでもなく彼らはトップバンドになってしまいました。
サミー・ヘイガーがその後ニール・ショーンと組むなんてジャーニーがブレイクしていた頃は思ってもいませんでした。

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