「2009北海道ツーリングレポート7日目その1(道北スーパー林道経由函岳)」
ツーレポ2009北海道
H21年7月17日(金)
北海道内5日目の朝を迎えた。
天気予報に反し、空はどんやりと曇っている。
下界から函岳は見えない。
このことは道北スーパー林道に入っても景色は望めないことを示していた。
天気予報によると道央は晴れ。
目指す美瑛、富良野は好天が期待できた。
函岳に上がるかどうか悩む。
景色は期待できない。
同宿者からは一緒に行こうと熱心に誘われる。
道北スーパー林道は絶対に行く価値のある道だと誘われる。
しばし悩んだ末、折角のご好意なので共に道北スーパー林道(美深歌登大規模林道)経由函岳を目指すこととした。
セローとF650GS、F800GSの3台でさぁ出発!
国道40号からの入り口は看板があるのですぐわかった。
しばらく舗装路を行くとダート入り口の看板に出る。
ここから目指す函岳まで27kmのダートだ。
おっかなびっくり進む。
路面は思いの外フラットだ。
最初こそきついコーナーがあったがそれもなくなり淡々と登る。
勾配もゆったりしたものだ。
30分もたたないうちに加須美峠に着いた。
道北スーパー林道に別れを告げ加須美峠函岳林道(レーダー道路)へと左折する。
函岳まで後10kmだ。
雲の中に突入し景色は残念ながら見ることはできない。
砂利が深い時期もあるらしいが幸いにも砂利はなかった。
遠くにぼんやりとレーダードームが見える。
山小屋のある大駐車場に着いた。
ここから徒歩にてレーダードームの裏に上がる。
そこが函岳山頂だ。
雲があるため下界は望めない。
もし雲がなかったとしたら・・・
また北海道へ行く口実ができてしまった。
加須美峠函岳林道(レーダー道路)を下り、道北スーパー林道に戻る。
今度は歌登側に下っていく。
ネット情報によると深砂利ということで美深側に引き返すことを提案したが、同行者のバリバリオフローダー(ちなみに私はナンちゃってオフローダー)からアクセルを開けて通過すれば大丈夫だとあっさり返される。
ネット情報どおり一気の下りで深砂利となった。
そういえば荷物満載につき空気圧はMAXだったことを思い出す。
タイヤがポンポンはねて恐怖だ。
ここでびびってフロントから逝くと人車ともタダではすまない。
「ひょぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜」
と絶叫しつつ、やけになりアクセルを開ける。
時速70kmくらい出てただろうか、気がつくと道幅が広がった両側に花が咲き乱れるフラット路面に出た。
放心状態で写真を撮った。
☆次回につづく。
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