2015/3/22
広島の県鳥アビ(広島県) 野鳥
日光野鳥研の仲間の異動先の広島に、連休を利用して観光+野鳥観察にでかけた。21日は日本野鳥の会広島県支部主催のアビの探鳥会に参加した。アビといってもシロエリオオハムが主体。観察に先立ち、広島県とアビの関係のレクチュアを受けた。広島県の県の鳥はアビであるが、県民はアビと言う野鳥を知らないのに何故県の鳥なのか?冬期、アビが、餌であるイカナゴなどの小魚を群れで漁をする際に、それのおこぼれを狙うタイを漁師が捕獲するという伝統漁。広島県の瀬戸内の風土として根付いていたアビ漁から県の鳥になったということである。人が自然を利用した絶妙な漁法のアビ漁は今でこそ行われていない。イカナゴの激減によるアビの減少。年度ごとの推移、瀬戸内のアビの現状も教えていただいた。シロエリオオハムがほかの野鳥と異なり、越冬先の3月に換羽があり、この時期飛べなくなるため、レジャーボートなどの船舶の影響を受けやすく、保護の取り組みや難しさの話も聞かせてもらった。その後、観察会にでかけ、遥か沖合にポツリポツリ浮かぶシロエリオオハムを観察することができた。ただ、あまりにも遠すぎるため、広島県支部の方のご教示がないと。シロエリオオハムとわからなかった。大変勉強になる探鳥会であった。

翌日は、宮島。満潮から干潮まで滞在し、潮の満ち引きで変わる風景を堪能した。厳島神社の能楽堂に、ツバメが2羽とまったり、裏山で、アトリ、クロジ、カラ類を観察したり、干潮時にコサギが現れたりと歴史と野鳥を堪能した。その他、イソヒヨドリ、ツグミ、シロハラ、ミサゴ、トビ、カワウ等。

広島は、イソヒヨドリが多かった。
ぶらぶら自然散歩!!
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翌日は、宮島。満潮から干潮まで滞在し、潮の満ち引きで変わる風景を堪能した。厳島神社の能楽堂に、ツバメが2羽とまったり、裏山で、アトリ、クロジ、カラ類を観察したり、干潮時にコサギが現れたりと歴史と野鳥を堪能した。その他、イソヒヨドリ、ツグミ、シロハラ、ミサゴ、トビ、カワウ等。




広島は、イソヒヨドリが多かった。
ぶらぶら自然散歩!!
