四十八瀬川 河川保護活動 記録
神奈川県秦野市を流れる四十八瀬川は自然いっぱいの川です。この自然を守るため仲間と共に日々活動している様子を記録してゆきます
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2019/10/25
「掻い掘り(かいぼり)」
ようこそ
「池の水、全部抜く」で 有名になった「掻い掘り(かいぼり)」。この番組そのものに 疑問を呈する専門家もおられます。その議論はさておき、我々、自然保護のボラネットでは 有名になる前から毎年、神奈川県自然環境保全センターの谷戸のだんだん池の「掻い掘り(かいぼり)」を実施しています。
目的:
外来生物の駆除!
特に
アメリカザリガニ・ブルーギル・コイ
がその対象です。
センターの地図:上流(左上)から4番目の第2池が 今回の掻い掘りの対象です。
池と言っても かっては谷あいのだんだん田んぼ・・・沼と言った方が当たっているかも・・・。一般参加者も一緒に一斉に「突撃」
道具は 四十八瀬川自然村河川部の「バカ長」と「タモ網」
外来種「コイ」:
一時期は川の環境アピールや浄化の為として 全国の川に放流されましたが、これが生態系を崩す元凶だとはほとんどの人が知らなかったことです。雑食性で在来の生き物や水草、さらに岸辺の草まで食べ尽くすことも一般的には知られていません。
数年前から この池にいることが分かっていましたが捕獲に失敗していました。4匹確認しましたが、結局、3匹捕獲。1匹取り逃がしました。
外来種「アメリカザリガニ」:
食用に移入された「ウシガエル」のエサとして移入されたのが「
アメリカザリガニ
」です。今や全国に繁殖、下水でも沼地でも全然、平チャラです。
センターができた時、「子供のために」とわざわざ、一老人が4匹放流・・・すぐにセンター所員全員で その4匹の捕獲を試みましたが、「後の祭り」・・・最早、根絶は不可能です。
外来種「ブルーギル」:
釣りの対象魚として全国的に広まった肉食系の魚・・・これも大量捕獲。
掻い掘りをして初めて採捕した在来のヤゴ「オオヤマトンボ」(小さい方はコヤマトンボだそうです)
在来種「モクズガニ」:相模湾から直線距離で17kmのこのセンターの細流まで遡って来たもの。別称「ワタリガニ」など・・・海で生まれて川で育つカニ
その他 在来の底生生物が多数採捕されました。
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タグ:
掻い掘り
池の水全部抜く
外来種
投稿者: 溪童
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