先日1年半振りのシンコーオフ会として、福山自動車時計博物館の多大なるご協力の下、同館でレストアされたバスの見学試乗会を行いました。
今回の足となったのはマ○ダレンタカーのローザ。昨年登録のPA−の新車である。いささかコースターに飽きていたので今回はローザ指定。PAはKKに比べて走らないという事だが、ガンガン走って文句無し。コースターはでかいワンボックスという感覚で至って乗用車ライク。しかしローザはバスらしさが十分にあるのでやっぱり借りるならローザがいいなぁ。でもリエッセのリベンジもしないと・・・。
↓:18年式三菱PA−BE66DG
・・・で、博物館で我々を最初に出迎えてくれたのはこれ、昭和23年式トヨタBM型キャブオーバーバス。実は元々はボンネットバスで28年に車体を載せ替えてキャブオーバーになっている。最初の所有者は後に合併で宮城交通になった塩釜交通。その後温泉旅館の自家用になり引退後は山中で余生を送っていたが、縁あって福山自動車時計博物館でレストアされて見事に蘇った訳である。レストアだけでなく、それを更に登録して公道を人間を乗せて堂々と走れるのである。すばらしいの一言に尽きます!
↓:エンジンはもちろんディーゼルでなくガソリン。
↓:キャブオーバーの車体製造は富士自動車工業(現:富士重工)
↓:もちろん方向指示器はアポロ!

そしていよいよ試乗。我々一行と丁度来館されていたご家族合わせて約20名を乗せ、学芸員の宮本氏の手により福山の街中へ。このバスはキャブオーバー改造時にシフトレバーは右側に移設されている(長いロッドで中央から運転席右側へ延長)ので右ハンドルながらシフトは右、つまり左ハンドル車のようになっている。もちろんダブルクラッチ。これを事も無げに運転し、さらに狭い道を自由自在に運転する姿に脱帽・・・。m(_ _)m
街中での走行写真を撮りたかったなぁ・・・。高宮今日子さまにカブで追い掛けながら撮ってもらうのがベストか(笑)
街中を一周して博物館へ戻り、トヨタBMとお別れして次は・・・
つづく

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