前回の記事で、”
インクを吸引した回数は9回、現在タンクの半分ほど残っている。切り良く10回としよう。”と書いた。
そして、”
すると1回当りの吸引、フル・タンクでどのくらい書けるか、直ぐに出る。”と。
後から気が付いたのだが、これはおかしくないか。
9回は、補充の回数ではなく、吸入の数である。もしフルタンクが1ccだとしたら、初めの1回1ccを皮切りにこれまでに9cc入れ、現在0.5cc残っている。つまり、これまでに消費した量は8.5ccということだ。
だから、÷10というのは間違っている。9.5なら許容範囲内だが、この場合8.5を使い燃費?を出すべきだ。となると、ますます数字、書ける枚数は大きくなる。
とはいえ、どれも大掴みの数字で正確ではないし、考えてみたら文字の大きさとか、書く内容による一字一字の画数の多寡とか、他にも数字を左右する要素は幾らも存在する。
だから、飽くまでもこれは自分の為の覚書くらいに考えておくべきだ。最低でもこの枚数は書ける、旅行の時にインク壜も持ち運ぶや否やの検討にとか。
ネットで検索したら、個人のHPだが私のよりずっと低い数字が出ていて驚いた。26枚。なんと私の半分!更にコメント欄には、主人公が作家という設定の小説中、フルタンクで33〜35枚書けるとの記述が、との書き込みも。ま、万年筆もペン先も違うからなぁ。
と思ったら、他にもあった。”200字詰め原稿用紙に100枚ほど文字がかけた。”と書いてある。こちらの使用万年筆は、モンブラン149に太字用のペン先。これは私と同じ。そして結果まで同じだ。200字詰めで100枚なら、標準400字詰めで50枚の勘定となる。
どちらもかなり経っている記事なので、今更リンクもトラックバックも張らないが、”万年筆 インク 吸入 原稿用紙 何枚”のキーワードで検索するとヒットする。

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