近くに図書館があり、今は日本語の本のコーナーもある。5日前に行ったら、閲覧机のすぐ脇に場所が移動しており、心なしか冊数も増えていた。ぼろぼろの本ではなく、奇麗なものが多い。絵本などは、思わず手に取りパラパラしたくなる。
「
ひろしまのピカ」もあった。丸木さんのところは何度か訪ね、今は亡きご主人位里さん、そして俊さんとはお目にかかったことがある。もう相当な御高齢だろう。まだ御存命中ならばの話だが。(やはり既に俊さんも永眠されていた。
丸木夫妻略歴)
この日の私の大ヒットは、「
ちいさないきもの―くらしとかいかた」。私がこどもの頃、いや今でも大好きな類のレファレンス図鑑だ。これから夏休みになる前に、小さなお子さんをお持ちのお父さんお母さんにお勧めしたい。良い本ですよ。有名中学への進学には役立たないけど。この内容にしてこの値段、何冊か買って書斎or個室、居間、トイレとそれぞれ置いておきたいくらい。
あまり大きな出版社でないので、手に入り難いかもしれない。今見ても在庫1点と出ている。良い本て、あまり本屋に並ばないんですよね。
ちなみにこの日借りた本は、「
わたしのおじさん」。
湯本香樹実著。先日たまたま、これも国外に出た知合いの教育者が、匿名の誰かが寄付してくれた「
夏の庭」を読んで感動したと書いていたのを思い出したのだ。あれからまだ1週間と経っていない。何という偶然、これは読めという誰かさんの思し召しだ。ということで借りてきたら、そう面白くない。多分私の感受性が鈍化しているのだ。そこで本命の「
夏の庭」を注文してみた。英訳版のタイトルは
The FRIENDS。昨日届き1/3ほど読んだ。こちらは空想力を必要としないので、前著より楽。読み終って後日、また何か書くかもしれない。(書かないかもしれない。)
念の為言っておきますが、児童文学ですよ。Grade 4-6-A、小学校高学年、10歳位から。

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