御前崎リポート
11日間の御前崎トリップをしてきました。
16日は海外の有名選手のライディングを見学 したかったのだけれども、
朝吹いたらしく間に合わずでした。
それはそれはすごいライディングだったらしく、
風がないのに高いエアリアルをしたり、タカスライドを何回もメイクしたり、セイルを小さくしたり 聞くことすべてが驚きでした。
17日 北東の風 5点代 ロングビーチはオフショアーのため乗らず
18日 菊川ビーチ 4.3 腰胸
19日 ロングビーチ 3.7 腰腹
20日 菊川ビーチ 4.3 腰胸
21日 風なし 大会の準備 セイルを4枚はります。
22日 菊川ビーチ 5点代 マスト半
大会当日
上から見ると綺麗なダブルくらいの波に見える
大きそう あれで乗れたら高得点だろうな〜 などと考えていた。
昼過ぎ 風が入り始める。
ヒート前の練習
4.7で海に出てみる
頭くらいのショアブレイクを超えて、沖に出る。
しかし、そこに広がっていたのは、見たこともにない光景だった。
ダブルヘッドくらいかな と思った波はマストハイだった。
マストくらいのスープが見える向こうにはさらに大きな巻き巻きの波があって
水平線が見えない。
セットを避けて沖に出ようと思っていたが、フェイスが大きくてセットも見えない。
サイズ不明 一面 真っ白。
鹿児島チャレンジより大きい
はっはっは 笑いが出た。
冗談じゃない こんなのみたことない
上から見るのとは大違い。
超えれそうな気がしない
頭オーバーのスープがバウンドしながら迫ってくる。
ジャイブ! して逃げる
が、 面がボコボコすぎてジャイブも出来ない。
落ちるとウォーターも難しい。
そして、ビーチも見えない。
インサイドの波でダブル
ホレホレであっという間に割れる
乗れるか!
しかし、プロは違っていた!
プレーニングすることも難しいコンディションで
バックループや波乗りを決めてくる。
加速させるところはない
いや ないわけではないのだろう。
本橋プロ、浅野プロ、富沢選手は乗れている。
シードを持っていた僕は2回戦からスタート
浅野プロ、本橋プロ に敗退。
ウインド力が違う
海面はどこもギャップだらけ。
彼らは空中でも走っているのか?
僕は スタートでまかれ 10m進んでまかれ 沖のジャイブで失敗してまかれた
ウォーターにてこずっていると、
見えないところから 本橋プロがバックループで飛んできて 目の前に着水!
ドシュバシュズバババババ〜
バックループは音がする 大きな音がする
そのヒートでの本橋プロのライディングには10点満点が付いていた。
本橋プロはヒート中に沖に出てみたらしい(沖に出れた選手は4人くらいしかいなかったと思う) ”やばいっす こんな海でヒートしたのは初めてです!”って
それで、あのライディングだからすごい。
たごさんのページ
http://ta5.at.webry.info/201212/article_30.html
ウエイブスプラッシュのページ
http://mov-b.com/waveSplash/cgi/page_gallery.cgi
この日、ベスト8まで出揃った。
次の日 大会2日目
23日 菊川ビーチ ブロー4.7頭オーバー
波質よく コンディションよし
練習から野口プロが素晴らしいライディングで会場を沸かせる。
セミファイナルは 石原プロ vs 野口プロ 浅野プロ vs 本橋プロ
野口プロがポジションのいいラインで波のり バックループ完着を4本も決めて 圧勝
浅野プロが0.5ポイント差でバックループ戦を征しファイナルへ
ファイナル 野口プロ VS 浅野プロ
10.5ポイント 10ポイントの2つのバックループ 評価点9点をたたき出した 浅野プロが優勝
それはほぼ満点の点数。
プレーニングフォアードを決めても5点しか出ないことからも、この点数の高さが分かる。
プロのヒートはこれで終わりではない
ここからダブルイルミネーションが始まる
敗者復活戦ね。
敗者といっても みんなうまい!
僕のヒートがまわってきた
気が向いたら つづく

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