「「ほっとけない」&「もったいない」対「めんどくさい」」
日記・雑記
なんか「ほっとけない」とか「もったいない」とかいうのが流行語になってるのかな。前者は例の「ホワイトバンド」のキャンペーン(
http://www.hottokenai.jp/)がらみで、後者は国連の環境保護の合い言葉に採用されたとか(英訳不可能な日本語だとか)で話題を呼んでるようですな。
まあ、どっちもそれなりに意義あるキャンペーンだと思うけど、ふと「じゃあ俺がそう言われたら何て答えるかな?」と考えた途端に、思いついたよ答えを。すなわち
『めんどくさい』
結局、こういうことだろうと思うんですよ。
「30歳近くなのに君は定職についてない。ほっとけない!」
「めんどくさい」
「40歳なのに君はまだ独身。もったいない!」
「めんどくさい」
「50歳過ぎたあなたが路上のダンボールハウスにいるなんて、ほっとけない!」
「めんどくさい」
「60歳過ぎたあなたのキャリアが社会に活かせないのはもったいない!」
「めんどくさい」
「70歳すぎて身寄りのないあなたをほっとけない!」
「めんどくさい」
だからいくら「ほっとけない」とか「もったいない」とか言われたって、所詮ニートだフリーターだフリーライターだホームレスだって奴はどんどん増えるんです。こんな分かりきったことを説明しなきゃならんあたりが、ことほどさように「めんどくさい」。

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