「31日(土)午後、G8メディア『国際シンポジウム』早稲田で開催」
お知らせ(告知や案内)
えーと、
ギララの話よりこっちを先に書くべきでしたね。えらいすんません(汗)。
今週末(31日)午後、
G8メディアネットワーク(G8MN)主催による下記のようなシンポジウムが都内の早稲田大学にて開催されます。洞爺湖G8サミットの開催まで残りあと1か月。日本はもとより海外からも多数の独立系メディアの参加が見込まれていますが、今回のシンポジウムでは、韓国や台湾などアジア各地で活躍するメディアアクティビストの方がたもパネリストとして出席。ここ数年、WTOやG8などの国際会議が行われるたびにその活動が注目を浴びている独立系メディア群の役割や可能性、そしていよいよ間近に迫った洞爺湖G8サミットでの具体的な取り組みについての議論を行います。
また、当日は洞爺湖G8に合わせて日本では初めての設置となる「
市民メディアセンター」の概要発表や、
去年のドイツ・ハイリゲンダムでのG8サミットの模様を描いたドキュメンタリーの上映なども行う予定です。なお入場は無料(ただしなるべく下記の要領にて事前申し込みのこと)ですので、関心のある方はぜひお越しください!
(以下、公式案内より一部整理のうえ転載)
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環境・グローバリズム・メディア
オルタナティブメディアはG8で何ができるか?
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来る7月上旬に北海道で、日本で8年ぶりのサミットが開催される。
1999年にシアトルで開催されたWTO以降、このような国際会議の
場には毎回、独立系のメディアセンターが開設され、市民の立場から
様々な情報発信が行われるのが慣例となっている。
今年のG8サミットでも、独立系メディアが中心となり、市民主体の
独立したメディアセンターを設置しようと取り組みを行っている。
G8において、オルタナティブメディアは何ができるか。東アジアの
メディア活動家をゲストに招き議論する。
【日時】5月31日(土)12時30分〜17時50分(12時開場)
【会場】早稲田大学 小野記念講堂・早稲田キャンパス8号館401,402
(アクセス:東西線早稲田駅徒歩5分 JR高田馬場徒歩15分)
【入場】無料
【主催】G8メディアネットワーク(http://g8medianetwork.org/)
【共催】早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース
【プログラム】
@映画「ZAUN(フェンス)」(※詳細は下記↓)上映
12:30〜13:45(小野記念講堂)
※「ZAUN(フェンス)」(2007年ドイツ作品/70分)
監督:Armin Marewski・ Andreas Horn
撮影:Andreas Horn
プロデューサー:: Rainer Kolmel
製作:ZDF・KINOWELT
翻訳:嶋秀教・サーシャクリンガー ほか
日本語版編集:土屋豊・平野隆章 ほか
2007年にドイツで開催されたG8ハイリゲンダムサミット。
サミット前から開場周辺には13キロにわたるフェンスが張り巡
らされ、全ての交通が遮断された。このドキュメンタリーは、こ
のフェンスを主役として、フェンスの中で暮らすソーセージ屋か
ら、G8の警備を統括する警察、メディア、G8に反対する人々
などなど、サミット会期中に周辺で起こった様々な出来事にカメ
ラを向け、その一部始終を記録している。
動員された警察は17800人。逮捕者は1057人。
わずか3日の会議に1億2200万ユーロを費やしたサミットと
は何かを問う。日本語版を初公開。
Aワークショップ
14:00〜15:30(早稲田キャンパス8号館401,402)
<第1セッション(401)>
「環境とメディア」14:00〜15:30
コーディネータ:
瀬川至朗(元毎日新聞編集局次長 早稲田大学政治経済学術院教授)
報告者:
木村麻紀(元時事通信記者・雑誌「オルタナ」副編集長)
劉光瑩 (Kwang-Yin Liu)(台湾 苦労網の代表)
討論者:
ガブリエル・ハード(東京大学大学院情報学環・学際情報学府研究生)
<第2セッション(402)>
「グローバル市民社会とメディア活動」14:00〜15:30
コーディネータ:
野宮大志郎(上智大学社会学部教授)
報告者:
西城戸誠(GPAM、法政大学)
松浦哲郎(龍谷大学講師・AMARCアジア太平洋地域理事)
エム・ブラック (台湾 メディアウォッチ)
Bシンポジウム
15:50〜17:50(小野記念講堂)
「東アジアにおけるメディア・アクティビズムの可能性〜洞爺湖G8サミットにむけて」
司会:
平沢剛(G8メディアネットワーク)
パネラー:
パク・ドヨン(韓国、メディア・カルチャー・アクション)
劉光瑩[リュウ・クアンイン](台湾、苦労網)
エム・ブラック(台湾、メディア・アクティビスト)
コメンテーター:
滝口一臣(G8市民メディアセンター札幌実行委員会)
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(以上、転載ここまで)
ちなみに上記の映画「ZAUN(フェンス)」で描かれているという昨年のドイツでのG8サミットの模様については、今回のパネリストの1人である松浦哲郎さんが当時現地で取材しながら同時進行形で伝えたブログ(「
G8レポートfrom FMわぃわぃ」)にも詳しく描かれているので、興味のある方はこちらもご参照ください。

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