劇団東風
Vol.44
第34回公演
「おやすまなさい」



オフィシャルホームページは
こちら↓

http://www.tong-poo.org



代表挨拶  パンフのごあいさつ

ご あ い さ つ


 本日は、ご来場頂きましてありがとうございます。

 くだらないブログを書いたり、「夕べの止まり木」や「番茶の味」「せんこん文化」を書く機会はあったのですが、公演のごあいさつを書くのは、なんと3年2ヶ月振りです。
 ということは、当然ですが、劇団東風公演が3年2ヶ月振りということです。

 ですが、僕ら「演劇活動」をして無かったわけではないのです。むしろ、今まで以上に活発でした。
前田は高校演劇の審査をしながら指導にあたり、全道・全国大会へ通用する人材を育成してきました。高野は市内の文化団体から絶大な信頼を得て、貴重なスタッフとして重宝がられています。小竹が変身するヒーローは、今さら説明の必要がないほど、地元の方々や子供達に支援され、今、こうしてる間も実は釧路の平和を守り続けているのです。僕も・・うん・・人のお世話をたくさんしています・・。

 そんな僕らには「 カッコ 劇団東風 カッコトジ 」という肩書きがいつも付きます。
 当たり前です。「劇団」なんですから(笑) 当然、「劇団」は「芝居をする団体」に他なりません。
でもです。「東風」の名前が多くの方々に認知され、話題にして頂く一方で、本来「演劇公演をする団体」であった「劇団」という名称がいつのまにか単なる「呼称」になり、そのうち「演劇公演をしてない『劇団』」という“ワケの分からないもの”になっていることに、僕自身「不安」と「焦り」を感じながらの3年2ヶ月でした。

 今回、公演するにあたり、僕の背中を押した理由が「3つ」あります。
 一つは、若い演劇人が地元で活動を続けないのは「地元の魅力的な芝居」を見てないからと内外から指摘されたこと。前田も「俺らがちゃんと芝居を見せてないのはデカイぜ」と言いますし、「東風がカッコいい芝居をしなきゃダメだよ」と言ってくれたのは北芸の加藤先生と演集の尾田さんでした。
 二つ目の理由は、今までの僕らの活動を評価して頂いた「第36回釧新郷土芸術賞受賞」の栄誉。
 そしてもう一つは、僕らが芝居を始める原動力となった鴻上尚史さんから直接、聞いた言葉です。

「大丈夫だよ。しゃあないよ。地方でやってら、結婚や出産と色々あらあな。仕事を続けながらだから人の入替わりもある。この役者がいなくなったら・・って思う事もあるさ。俺も同じだったよ‥。
でも、片桐くんにはついて来てくれる仲間達がいるんだろ?大丈夫だよ。そいつら信じて行け!!」
 僕は、涙をいっぱい溜めながら、その、おそらく「一生、大事にするだろう言葉」を聞きました。

 毎日遅くまで会場を提供して頂いた福嶋先生には、どれほどお礼を言えば良いのだろうと思います。先生には僕らが良い芝居をするのが何よりの恩返しだと思って、お膝元での公演を企画させて頂きました。サポートパートナーの劇団AtoMにも言い尽くせない恩義を感じます。創造集団である以上、劇団間の境を無くして「良い作品」を創って行かなければいけないよな。それがきっと僕の「愛の際」なのさ。それに参加してくれた「若い演劇人」のみんな。芝居っていいだろ?たまんないよな?新しい文化は「若い才能」からしか出ないんだぞ。わくわくするよな。これからも一緒に創って行こうね。
 そして、劇団員や家族を始め、僕らを支えているすべての方々に感謝し、幕を上げることにします。

 本日はご来場頂きましてありがとうございます。
 YMOの「TONGーPOO」が流れますと、まもなく開演です。
 なんせ、3年2ヶ月振りですから、いつもより少し大きい音量で流させて頂きますね。
 最後まで、ごゆっくりご覧下さいませ。  本日はありがとうございました。


劇団代表 片桐 茂貴

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