劇団東風
Vol.44
第34回公演
「おやすまなさい」



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コンソーシアム公演について(お礼に代えて)  代表から

公演を無事お開きとさせて頂いて約10日ほど経ち、お礼状やら、決算やら、助成金報告やらにやっとメドがつきました。
改めましてご来場頂きありがとうございました。

今回は高齢者劇団とのコンシーアム公演ということで、ここ数年で最高の観客動員数を頂いた次第です。


公演を催すにあたっての「ごあいさつ」は、パンフレット挟み込みの僕の文面を見てもらうとして。
ていうか、挨拶になってないけどね。よこみち孝弘に逸れすぎて。  まあいいか。

コンソーシアム公演という造語を今回、作ってみたのですが、
「伝わりにくい」「文字数が多い」という理由からマスコミには1回も表記して頂けませんでした。
公演の正式名称が書かれないというこの腹立たしさは何処にぶつければいいか。なめやがって。  まあいいか。

また、珍しく「マエ記事(事前告知)」「アト記事(公演の様子)」を2紙とも掲載して頂きました。
これに関しては、企画に関して注目度があったのかな?と少し嬉しく思います。
イベント過小な時期だからというのもあるかも知れませんが。  まあいいか。


異なる二つの団体が、すべてを全く共同で行うという取り組みの困難さを痛感した公演でもありました。

「合同公演と何が違うんですか?」というマスコミの白雉な質問が毎度ありましたが、まったく違います。
あの浅間山荘事件で、突入の労と功績を鑑み、解決の際に長野県警を立てたように(たとえが全くわからない)お互いの劇団を尊重するところからこの企画は始まっています。

客演や市民参加劇の形態は、あくまでそこに「ホスト劇団」が存在します。もちろんその劇団の従来のシステムに乗っかって上演に至ります。
合同公演は、合同にするために一度各団体の組織・人材をいったん解体して、この公演用に組み替えます。ですから方法論もそれぞれになります。


今回の「コンソーシアム公演」という形態は、お互いの団体が、それぞれの方法論を出し合い、押すところは押し、譲るところは譲りながら、ひとつの物を導きだすという、創造団体に本来相応しい性格を持たせたところに意義があります。
若者と高齢者が仲良く芝居を作っている裏側で、多くのディスカッションがありました。
僕も人生の大先輩である方に対し声を荒げたり、イライラすることは何度もありました。

団体の活動歴も違えば、年齢差も経験も違い、もちろん考え方も違う。
そんな二つの団体が「よし、それをひとつにしよう」と取り組んだ公演です。
決して妥協ではなく、お互いの意見を言い合って。

僕が「『じいちゃん・ばあちゃん』と『まご』だから上手くいった」とことあるごとに表現した真意はそこにあるのです。
この世代差があったからこそ産まれることが出来た「コンソーシアム公演」なのです。


(あーあ、こういう事をパンフレットのご挨拶に書けば良かったんだなぁ。。失敗失敗。もう遅いや。だってそれどころじゃ無かったんだもん。インフルエンザのせいにしてやる、バカヤロー!!インフルA!!!)

ー ー ー ー ー


内容に関してはおおむね好評価を頂き、どうなることかと思っていた昨年末の憂いを忘れてしまうほどでした。



今までも当然気にしていたのですが、
今回、特に心がけたのは、
「異なる観客層への表現形態」でした。

いままで高齢者劇団をご覧になっている方々にどういう作品を提示出来るか。
いままで東風を観て頂いている方々にどう見せるか。
そして、どちらも初めてみる方々には・・。
というものです。

それは「高齢者向け」「若者向け」「子ども向け」とかいう次元の話と違います。


僕らが小さい頃見ていた「子ども向け」は、面白くなかったです。
それは「子ども向け」ではなく「子どもだまし」だったからだと思っています。いま創作現場にいる人間として。
カモメンジャーを創作する段階でも、僕らのこの想いは生きています。
知恵絞って本気で作れば「子どもメインの全世代向け」が作れると確信しているからです。

そこから「『若者発信の全世代向け』がどこまで通用するか」が、
今回の僕らが目標とするところとなっていました。


前回の秋公演の代表挨拶で「わかるものがよく、わからないものはつまらないのか」ということを書きました。

今回の公演アンケート、様々なご意見を頂く中、
「わかりやすかった」「わからなかった」と書かれた先にある
「だけど面白かったよ」を増やしていくのが、
劇団東風が旗揚げ以来一貫して目標に掲げていることです。


南海、いや、
難解な物がいい!なんて、
もう高校生の頃のようなことはいいません。
わかったふりなんて出来ないもの。
もういい歳だし。前厄だし。

「わかりやすい、だからつまらなかった」
そんな芝居が多いです。最近。


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お互いの劇団がお揃いで作ったポロシャツのロゴ。

ありがたいことに、
このポロシャツを着て、
今回の演目を、他地域でも公演出来るお話をいくつか頂いております。

少し時間とれると、あがいてしまうのが僕の悪いクセで。
わかりづらいと言われるところを、ややわかりやすく、
わかりやすいと思われるところを、もう少しひねって、
作品を熟成させるために、創り続けたいと思っています。

東風は変わり続け、そして変わらない。
これも旗揚げ以来、一貫しています。



芝居は、板(舞台)の数だけ変わります。

次の上演を皆さんと一緒に楽しみに待ちたいと思います。


ありがとうございました。
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