2010/6/30

弱さの向こう側〜2010年6月の気づき〜  日常

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またまた数年前のお話です。

某レストランには 気のおけない仲間が待ち合わせをするでもなく自然に集まるようになっていた。
写真、ヘナアート、ダンス、音楽。。 ジャンルは違えどやりたいことをやっている、唯一この一点だけが共通しておりその場を借りてそれぞれ、ミニ発表会をひらくなんてこともあった。

そんな中、笛を披露される場に偶然私は居合わせた。
趣味でやっているとのことだったが、その音色はとてもクリアで「一生懸命練習しました、聞いてください」っていう素直な気持ちが音にあふれていた。
いいな。。と思った。
何かいっしょにできたらいいなと思った。

そして春のはじめ、声をかけた。
「いっしょにやりませんか?」と。
素直なメロディにのせてステップが踏めたらすてきなものができあがると思ったからだ。

しかし返事は
「今すぐには無理ですが、やりたいので待っていてもらえませんか?」
というものだった。音色にふさわしく謙虚だな。。と思い、私は肯定的にそのお返事を受けた。
「お待ちします」と。




それから数ヶ月が過ぎた。もしかしたら時期が整ったかもしれない。。と思い、再度声をかけてみた。
しかし、想像もしていない返事と展開が待っていた。
「他の共演者をあたってください。もし早期にということが希望であれば他の奏者にあたってください。今の私ではすぐに叶えられる実力がありませんから。」

正直驚いた。
「やりたいから待っていてほしい」 と返事をくれた同一人物とは思えないほどの拒絶感がこの短い文から見て取れたからだ。
声をかけてから数ヶ月が過ぎており、感覚の違いはあろうが決して早期ではない、それにこの文からは今後の実現性を見出せるものはない。

共演は共に演じること。
互いがその思いでなければ「共演」にはならない。

人それぞれ、自分の時間がある。
考慮して尋ねてみた。

「共演、今すぐでなくてもやる気はありますか? もし、仕事で忙しくて練習する時間等が取れなさそうであれば遠慮なく断ってくださいね。ご迷惑になるといけませんので、その際は私も負担にならないように待ったりはしませんから、これくらいならできそう。。とか何ヶ月くらい必要とかあったら教えてもらえませんか?声をかけておいてほかの方を探すのは失礼にあたるかな。。とも思いますし」と。

しかし、返事はなかった。
とても残念で 今後の予定を組まないといけない私は、お返事いただけなかったことをお返事とさせてもらいますね、とだけお伝えしておいた。

そこから暴走とでもいうべき攻撃が始まるのである。
何を勘違いされたのか、強要させられているかのような考え方、そしてやっぱりそこにいい未来を見出せるものはなかった。

「現在の仕事を放置して笛を優先する覚悟はありません。それほどの重きを要求するものであったことをお知りおきください。」

は?!
仕事を放置?! 
文面からは私に対する怒りと非難の色がにじみ出ている。
わけがわからない、私も仕事をしながら活動をしている、仕事が第一優先なのは仕事と舞台を並行しており、百も承知である。事前にもそのことは配慮し、「仕事が忙しかったら遠慮なく断ってくださいね」とお伝えしてあった。これは お手伝いに入っていただく方へも、いつも「仕事と自分の都合を優先してください」と言っている。
にも関わらず、私が強要したかのように攻撃は続く。

「やる気がないと見かけで判断されるなら結構です。テープの音源を楽譜に起こす作業やレッスン時間の確保のために調整することや足りない能力をなんとかしようとする手配があなたには見えて、なおおっしゃるわけですね。」

被害妄想だ。
能力がないなどと誰が言ったのであろうか? 
自分で自分を能力がないと思いつめ、それをさも私から言われたかのような受け取り方であった。調整に要する時間等、音源にかかる時間も何も連絡なしでどうやって手配が見えるというのだろう???

自分で能力がないと言っておきながらのこの展開。
結局は「できない」ことを「できない」といえないプライドがもたらしたゆがんだ攻撃だ。

人間の弱さを見た気がした。
プライド。。 ここまで執着し死守しないといけないものなのだろうか? 舞台はやはりある種の聖域でそこからは日ごろ見えないものが見えるときがある。
そして持つべきものと、捨てるべきものが明確になる。

とても残念で悲しい出来事であったが、これも長い人生の中での修行。
ありがたい気づきなのだ。
あのクリアな音色がもう聞けないと思うととても残念なのであるがこれも学びである、きっと踊りの神様が「おまえはこんなことを人にしてはいけないよ」と教えてくれたのだろう。私の踊りを見てくれた方々にはこんな残念な思いをさせることは絶対にやめようと心に誓った。

さて、明日から7月、また新しい気づきをいただけることに感謝して今日の日をすごそう♪
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