2006/8/26

ABC療法?  毎日父さん

 イランや北朝鮮の核開発疑惑が新聞をにぎわせています。核兵器をはじめとする大量破壊兵器が世界に拡散しています。単に様々な国家に拡散しているだけでなく、犯罪集団にも渡る危険性も憂慮されます。

 この大量破壊兵器は一般的には原子爆弾・核兵器(Atomic) ,生物兵器(Bio),化学兵器(Chemical) で、よくそれらの頭文字をとってABC兵器といわれます。

 白血病をはじめとする「がん」の診断や治療には、これらのABC兵器開発の技術が応用されています。
 核物質は核医学分野での診断や治療に、放射線は放射線治療に使われています。また、ある種の抗がん剤は化学兵器の神経ガスから発見されました。生物兵器は直接的には関係なさそうですが、生物兵器の細菌・ウイルスの研究から、その感染症の治療薬が開発されたでしょう。いわば、「ABC療法」です。

 こう考えると、科学技術の二面性がわかります。同じ科学技術が人々を苦しめ、死に追いやるものになるのか、人々を助け、救うものになるのかです。

 同じ科学技術が世界に拡散するのであれば、それが人々を苦しめ、死に追いやるものでなく、人々を助け、救うものであって欲しいと思います。そして、大量破壊兵器によって守られる社会ではなく、人々を救い、助ける科学技術によって守られる社会になって欲しいと願わざるをえません。
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