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2007/3/10

移植患者のうつ状態  患者学入門

 3月6日付の毎日新聞によりますと「臓器移植を受けた患者がうつ状態を起こすのは、免疫抑制剤(シクロスポリン)による副作用の可能性が高いことが、自治医科大の小林英司教授らの研究で明らかになった。・・・(中略)・・・シクロスポリンを投与したマウスの脳内のドーパミンやセロトニンの分泌量は投与しないマウスの半分以下だった。」とのことです。

 私の使用した免疫抑制剤はシクロスポリンではありませんが、経験上、移植後は精神的に参っていたと思います。様々な合併症の苦痛や死への不安・無菌室という環境などから、多少なりともうつ状態になるのが普通だと思います。加えて免疫抑制剤の副作用によりうつ状態を起こすとなると、何らかの対策が必要になってくると思います。
 研究チームは「移植後の免疫抑制剤の投与方法などを工夫すれば、うつ状態を効果的に解消できるかもしれない」と分析しています。

 化学療法の副作用の骨髄抑制の予防に支持療法があり、それにより治療成績が向上したように、移植医療に免疫抑制剤の副作用の軽減が必要かと思います。なぜなら、移植患者は副作用があるからといって、免疫抑制剤をかってに止めるわけにはいかないのですから。


余談です。

 私の以前の記事で紹介しているように、「新・免疫の不思議」という本には「脳が精神的自己を決定するものであるとすれば、肉体的な自己を決めているのは、免疫系に他ならない。」と書いてあります。
 
 とすると、免疫抑制剤は肉体的な自己決定を抑制する働きがあるのでしょう。肉体と精神は何らかの連動していると思いますので、免疫抑制剤により精神的自己の決定も抑制されてしまうのかもしれません。そう考えると、免疫抑制剤の副作用にうつ状態を起こすことは納得できることです。
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