2009/8/1

毎日jpの記事より  患者学入門

 広島原爆:カルテを入手 今なら救える命も 臨界事故で治療、医療グループが分析

 「1945年8月6日の広島原爆投下後、被爆者の治療にあたった東広島市の傷痍(しょうい)軍人広島療養所(当時)の19人分のカルテを毎日新聞が独自に入手した。このカルテについて、99年に起きた核燃料加工会社「ジェー・シー・オー(JCO)」東海事業所(茨城県)の臨界事故で、緊急治療にあたった医療グループが分析。現代の被ばく医療の視点から、死因や被ばく線量などを推定した。」という記事がありました。

この記事の中に以下のような数値が掲載されています。
◆被ばく線量(グレイ)と主な症状
0.25 ほとんど臨床的症状なし
0.5  白血球(リンパ球)一時減少
1.0  リンパ球著しく減(吐き気、嘔吐(おうと)、全身倦怠(けんたい))
1.5  50%に放射線宿酔(同上)
2.0  5%死亡、脱毛
4.0  30日間に50%死亡
6.0  14日間に90%死亡
7.0  100%死亡

 被爆後1ヶ月で亡くなったある人の推定の被爆量は2から6グレイと推定されるとのことです。

 私が骨髄移植の前処置での放射線の照射量は2グレイ×6回=計12グレイでした。当時この被爆量は特に気にしていませんでしたが、退院後この数値の意味を調べて、大変な治療をしたものだと感じました。
 
 被爆者も限られた患者数であれば、現代なら急性期の救命はできるとのことです。逆に言えば、私の骨髄移植の治療も多くの被爆者の犠牲とその後の医学の進歩によって可能になったともいえるかもしれません。

毎日jp   サイエンス 7月31日付
http://mainichi.jp/select/science/archive/news/2009/07/31/20090731ddm012040054000c.html
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