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2011/3/20

グレイ(Gy)とシーベルト(SV)2  

 当時の記録と記憶を振り返り、少し付け加えて記述します。

 大量の放射線照射は骨髄移植の前処置として行われました。前処置とは移植にともなう拒絶反応を少なくするために、骨髄の破壊をする処置です。加えて超大量の抗がん剤が投与されました。この前処置によって、骨髄の自力再生はできなくなり、骨髄移植をうけなければ、死に至る状態となります。
 もともと骨髄移植は白血病の治療というより、急性放射線障害の治療のために考えられたといわれています。

 放射線照射は移植前7日目〜移植前5日目(日数は移植前の日数)の3日間行いました。
1日あたり午前と夕方の2回 計6回です。
1回に2グレイ 計12Gy(グレイ)の照射を受けました。
1グレイは1000ミリグレイ・100万マイクログレイです。  
3日間で合計1200万マイクログレイの照射を受けた事になります。
今報道されている値とは桁違いに大量です。
(X線、β線、γ線の場合、1グレイが1シーベルトとのことです。3日間で1200万マイクロシーベルトということになります。)

 全身片側ずつ行ない、片側 位置決め15分 照射15分程度でした。 
1回の照射に合計1時間程度かかりました。
その間、遮蔽(砂袋で肺など放射線の影響を受けやすいところを遮蔽しました)の関係で動けません。また照射中、機械音が思ったより大きかったことを覚えています。

 最初の1日目はそれほど、つらくはありません。治療中流すCDの選曲ができる余袷がありました。ただ、頸部と下腹部の周辺が少し暖かくなったように思います。4グレイうけた事になります。

 2日目になるにつれ、めまい、嘔吐、ふらつき感がひどくなります。船酔いのひどい状態になりました。治療の帰りは歩けず、車イスとなりました。8グレイ受けたことになります

 3日目は病棟から治療の往復も車イスとなり、余裕が全くなくなります。嘔吐・めまい・頭痛がひどく、世界がぐるぐる回っているという感じでした。自分でははっきりしていると思っているのですが、妻は「あの時はおかしかった」と後日話してくれました。12グレイ受けたことになります。
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