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安宅関  漢詩

兄頼朝に追われ、山伏姿で奥州の藤原氏の元に向う義経主従が通った安宅関。

源義経が武蔵坊弁慶らとともに奥州藤原氏の本拠地平泉を目指して通りかかり

弁慶が偽りの勧進帳を読み義経だと見破りはしたものの

関守・富樫泰家の主従の情に見逃したという

歌舞伎18番でお馴染みの「勧進帳」の名場面。

今日の詩吟の発表会は友好団体の他の吟道学院の会と合同の交換吟詠会で、

小生はこの勧進帳の名場面を「網谷一才」の漢詩「安宅関」を吟じた。

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  安宅関 網谷一才

 知るも知らぬも逢坂の霞に包む旅衣

 露けき袖を萎らせてここは安宅の関の中

朗々読み終わる勧進帳 君を打ち涙を吞む金剛の杖

誰か忠臣の心情に動かざるなし此の情人をして長く忘れざらしむ


10数年前にこの地を詩吟の仲間数百人で吟行に訪れ、

全員でこの像の前でこの詩を合吟したことがあった。

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関所を通る山伏の一行のしんがりの義経が関守・富樫に呼び止められ

弁慶が「お前が九朗判官義経に似ているので迷惑な話だ」と

義経を金剛の杖で打つ弁慶・・・主従の心情を察して見逃す関守・富樫・・・・・。

日本人の琴線に触れる名場面の一こま・・・・。

悲劇的英雄、判官源義経に同情する気持ち。転じて、弱者・敗者に同情し声援する感情で

義経びいきの日本人の心意気が「判官びいき」と言うのだが・・・。

今の世の中で「判官びいき」の対象になる人は誰なんだろうね・・・・。

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* 春の夜李白を吟じ酒を酌む
 



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