温め酒応召三度を語りけり エッセイ
95歳の義父のお気に入りのテレビは「大岡越前」や「水戸黄門」などの
勧善懲悪ものや動物ドキュメンタリー、日曜午前中のNHKの再放送番組「おしん」を
楽しみにしている。
今朝方も一時間半の「おしん」に見入っていた。
三度の応召で満州国境に出征した義父の思い出が、このドラマの時代背景に
共有するものがあるようだ。
我が家の今にも70年前の軍隊時代の陸軍伍長の若き義父の写真を置いてある。

最近は週に二度出かける「デイサービス」に行くのを楽しみにしているようだ。
そこで、歌を歌うのを楽しみにしているようだ、
歌は自己流でどちらかというと音痴なのだが、意に介さないようだ。
持ち歌は「倒れちゃならない祖国に土に辿り着くまでその日まで・・・」の
歌詞がある「異国の丘」や当時の軍歌や芸者ワルツなどが持ち歌だ・・。
80余年を生まれ育った岩手から九十九里に移り住んで2年ちかくになるが、
いつも望郷の念が強く、生まれ育った地で最後を迎えたいと思うのが
いつも気持ちの奥にあるようだが、足が衰えて遠路の移動が難しく、
まして一人暮らすことの出来ない立場での苦悩が95歳の達人にあるようです。

最近はたまに飲む、お猪口一杯のお酒で真っ赤になってしまうが、
そんな達人の背中を見ながら、人の一生について思うこの頃です。
「異国の丘」吉田正の歌↓
勧善懲悪ものや動物ドキュメンタリー、日曜午前中のNHKの再放送番組「おしん」を
楽しみにしている。
今朝方も一時間半の「おしん」に見入っていた。
三度の応召で満州国境に出征した義父の思い出が、このドラマの時代背景に
共有するものがあるようだ。
我が家の今にも70年前の軍隊時代の陸軍伍長の若き義父の写真を置いてある。

最近は週に二度出かける「デイサービス」に行くのを楽しみにしているようだ。
そこで、歌を歌うのを楽しみにしているようだ、
歌は自己流でどちらかというと音痴なのだが、意に介さないようだ。
持ち歌は「倒れちゃならない祖国に土に辿り着くまでその日まで・・・」の
歌詞がある「異国の丘」や当時の軍歌や芸者ワルツなどが持ち歌だ・・。
80余年を生まれ育った岩手から九十九里に移り住んで2年ちかくになるが、
いつも望郷の念が強く、生まれ育った地で最後を迎えたいと思うのが
いつも気持ちの奥にあるようだが、足が衰えて遠路の移動が難しく、
まして一人暮らすことの出来ない立場での苦悩が95歳の達人にあるようです。

最近はたまに飲む、お猪口一杯のお酒で真っ赤になってしまうが、
そんな達人の背中を見ながら、人の一生について思うこの頃です。
「異国の丘」吉田正の歌↓
タグ: 「異国の丘」 70年前陸軍伍長の昔