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百忍の詩(忍字に題す)  漢詩

昔大ヒットした朝ドラで「おしん」というのがあったが、

貧苦を耐え忍び、やがて大輪の花を咲かせるドラマで中国でも人気が出たそうだが、

忍耐を百回も重ねると心は春の暖かさに包まれ、

宇宙の全てを楽しく受け入れるようになり、真の境地になると

近江の陽明学者の藤樹先生が400年も前に看破しているが最近の教室でこの詩を吟じている

  忍字に題す 中江藤樹

一たび忍べば七情 皆中和す

再び忍べば五福 皆並び臻(いた)る

忍んで百忍に到れば 満腔の春

熙熙たる宇宙 総べて眞境


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人間の感情には、喜・怒・哀・懼(おそれ)・愛・悪(にくむ)・欲 の七種があるが、

初めに一度その感情を抑えるとそのまま心の中で和らげられるるものである。

さらに再び抑えると、長寿・富裕・無病・道徳を楽しみ、また天命を全うするという

五つの幸福が自分に集まるものであると教え諭しているが、藤樹先生の元には

近隣から多くのお弟子さんが集まったそうです。

言葉の解説・・七情・・七つの感情、愛・悪(にくむ)・欲・喜・怒・哀・懼(おそれ)

 五福・・・長生き・富・健康・道徳を好む・天寿を待つの五つ
 
 満腔・・・腹一杯、全身

 熙熙たる・・光が行きわたる、喜び楽しむ

 眞境・・ありさま

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近江聖人と称された藤樹先生の教えは知行一致の王陽明の思想で

孝を中心として良知に従い行ないを正しくすることに勤めよとのもので、

我々清風会では藤樹先生の「諸生と月を見る」を会詩のように良く詠います。 

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   諸生と月を見る 中江藤樹
 
 清風座に満ち炎暑を忘る  

 名月天に当って世塵を絶つ

 同士偶然興に乗ずる処

 知らず識らず帝尭の民


詩の大意・・・中国古代に理想の帝王が現れ、国民は理想的な太平の世を送ったとの伝えから

帝王の名をとって尭帝と言い、理想の世を尭帝の治世といった故事が伝えられている。

藤樹先生の思想教育こそ今の世の中に必要なのかも知れない。

当節の世界の指導者、政治家を見渡しても

やはり根本的な人間観、歴史観をもって藤樹先生のように知行一致の行き方が出来る政治家は

世界に何人居るのだろうか?・・・・と思ったりします。

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詩吟をやっているとこうした詩文に巡り合って、先人の教え思想を知ることができます。

それを大きな声を出して詠うことによって自らの気を養うことができる。

こうして気を養い、多くの人に詩吟の吟道の素晴らしさを伝えて行きたいと思っている。

  気を養うの道  渡辺吟神

ひと度吟ずれば鋭気を発し 百度吟ずれば心淵安らかなり

吟道は気を養うのみちなり 精を尽くしてこの燈を掲げん



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