にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村 にほんブログ村 経済ブログ 世界経済へ
にほんブログ村 にほんブログ村 ゴルフブログ ゴルフ情報へ
にほんブログ村
垓下の歌  項羽  漢詩

昨日は詩吟の仲間「清風会」の合同発表会でいつもの新小岩の活動センターに

11教場55名が集まり、一生懸命練習した吟を詠い、懇親会をして一日が詩吟の日でした。

中国の春秋戦国時代の中に出て来る「劉邦」「項羽」の垓下(がいか)に

於ける最後の戦いの場面である。

  垓下の歌  項羽

力拔山兮氣蓋世,時不利兮騅不逝。

騅不逝兮可何,虞兮虞兮奈若何


 力 山を拔き  氣は 世を蓋(おほ)ふ

 時に 利あらず  騅(すゐ) 逝かず
 
 騅(すゐ)の 逝(ゆ)かざるを  奈何(いか)にすべき

 虞(ぐ)や虞(ぐ)や  若(なんぢ)を 何(いかん)せん


           クリックすると元のサイズで表示します

私的和訳

楚の項羽と漢の劉邦が天下を争い、やがて垓下で項羽軍は敗れようとするが、

その最終段階で、項羽が滅亡を悟った時に歌ったのものとされる。

『史記・項羽本紀』や『古詩源』に遺されている。

烏江で項羽が亡ぶ前日、

四面四方の山々から故郷「楚」の歌声が響き渡った時、

項羽と虞姫が別れの杯を交わしたときの情景を歌ったものである。

四面楚歌の四文字熟語の語源と言われている。」 

騅(すゐ)とは項羽の愛馬の名前で負け戦の最中愛馬「騅(すゐ)」の歩は進まなかったのである。

虞姫は項羽の愛人の虞美人である。

虞姫も又項羽の後を追い自害するのですが

虞美人の流した血は烏江の川を真っ赤に染め、翌年にはその川の辺に真っ赤な花が

咲くようになったと言う。

これが虞美人草と言われる。(ポピーの花です)

詩の前半は山をも貫く項羽の勢いがあり、時に利なく愛馬進まず、天命を悟り

最後の地垓下で宴を催し虞姫を気にしながら自害するのです。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

※項羽:秦末の武将。後の西楚の覇王。

劉邦と天下の覇を争い、垓下で敗れ去る。

前232年〜前202年。項羽は、叔父の項梁とともに挙兵し、


漢王劉邦と呼応して西楚の覇王となる。

後、劉邦と天下の覇権を争ったが、垓下の戦いで大敗。

二千年前、楚の項羽と漢の劉邦が天下を争い、垓下で項羽軍は敗れた。

この烏江の地を落ち延び江東に逃れる道筋もあったが、

天の我を亡ぼさんとするに、我なんぞ(烏江を)渡らんか。と烏江で自害した。

           クリックすると元のサイズで表示します

数ある漢詩の中でも好きな詩です。

今週末土曜日(4日)に千葉・茨城地区の詩吟の講習会があり、

小生も講師の一人として一時間の講義をする予定ですが、

その中で、この詩を題材として漢詩の講義を行う予定です。

戦国時代の強いものへの憧れ、また絶世の美女と言われた虞美人など

詩吟愛好家の好きな漢詩の一つです。



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ