冬枯れの林の木々を眺めていると、樹皮の一部が白っぽくなっている枝があることに気付きました。
何か昆虫の卵でも大量に生みつけられているのかと思ったのですが、近付いて見てみると樹皮がその部分だけ剥ぎ取られていたのでした。
タイワンリス[台湾栗鼠](リス科)
おそらく犯人は、このタイワンリスでしょう。
外来生物法で特定外来生物に指定されているのですが、樹皮剥離による樹木の枯死も問題になっているそうです。以前、ヤツデの花茎を食べ散らかしているところを載せたことがありますが、この林では確実に生息数が増えてきていると思います。
樹木の被害や在来のリスなどへの被害が広がらないうちに、どうにかしないといけませんね。
可愛いからと安易に導入し飼育して、逃げ出すことを許した動物園などの責任は大きいと思います。
ヤツデの被害
1月下旬 横浜市内にて

